5月も下旬に入りました。
いよいよ夏がせまってきたのか、
暑い日が続きますね!!
ここのところ、
勤務中は汗が止まりません!!
さて、最近、度々エンジンオイル漏れの修理を行っておりますので、
そのご報告がてらアドバイスを。
中古車に起こりがちなエンジンオイル漏れトラブル。
ハイエースもちょくちょく起こります。
とくに滲みレベルは多いですね。
そんな中、2型・3型のディーゼルのエンジンの、
ブロック横にこんな穴があります。

この穴、樹脂パーツで蓋がされており、
ゴムのパッキンが付いているのですが、
こんな熱がギンギンにかかる所の樹脂が平気であるはずがありません!!
というわけで、
ここからのオイル漏れが多発します。
厄介なのは、この場所。
この下にはオイルパンと呼ばれる
エンジンの最下層にあたる部品とのつなぎ目がありますので、
つなぎ目をつたわってぐるっと1周オイルが伝わります。
さらにミッションとのつなぎ目にある衝撃吸収のスポンジがやたら
吸い込みますので、
少量の滲みがいつしかひどいオイル漏れのような状態になってしまいます。
オイル交換じには点検・清掃が必須ですよ!
ちなみにですが、一度高温にさらされたエンジンオイルは、
劣化が始まりますが、
劣化が進みますと各パーツのすきま埋めに使うパッキンやシール剤を
破壊するようになり、これがオイル漏れの原因になりますので、
定期的なオイル交換はとても大事です。
日常の点検・整備はしっかりやってください!